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2005年11月14日 (月)

旅の途中で気になったこと

今回の旅行中、ベジタリアンメニューについていろいろと考えさせられることが多かった。どの料理店にいっても、ほとんど必ずベジタリアンメニューが用意されている。飛行機も、チケット購入時に航空会社に伝えておけばベジタリアンメニューの料理を用意してくれるのだ。ちなみに、ベジタリアンメニューを注文する人がベジタリアンである理由は様々だ。アレルギーの人もいるけど、主義や信仰でベジタリアンという人もいる。

僕はLinux/BSD系のOSを常用しているのだが、日常生活で困ることが多い。特に、某ワープロソフトや某プレゼンテーションソフトの巨大なファイル(しかもファイル名が漢字のもの)が添付されたメールは処理が大変だ。

テキスト形式が一番welcomeだし、そうでなければ HTML でもいい。最悪でも PDF か Postscript ならなんとかなる。だから「僕は困る」ということを伝えると、半分くらいの人は「気にして」くれる。でも、仕事上、メールのやりとりが必要な数名の人(某氏と某氏と某氏と某氏)は全く気にしてくれないで、いまでも漢字ファイル名の某ワープロソフト巨大メールをじゃんじゃんと流してくれる。それがPHSでメールを取り込む時と一致すると、大変なことになる。

「非MS主義」がベジタリアンと同じだけの社会的な地位を得るには、あとどれくらいの時間が必要なのだろうか…。

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コメント

うーん、すべての人にテキストやPDFなどの代替手段でも下さいというのは非常に難しい話かもしれません。

一般の人は、優先順位として
1)見栄え 2)内容 3)問い合わせ先(誰?)
ですが、非力なMail,Newsを経由してWWWやweb2.0へ行った人は、
1)内容(テクスト) 2)問い合わせ先(誰?) 3)見栄え
と考えるので(憶測)、この溝が埋まるのは100年かかるかなあ、と思います。

#現在職場の活動記録をBlogにしつつありますが、一太郎形式にWord文書やExcelの表を貼り付けてあるので、変換がえらい大変です。死にそうです。

投稿: だきわ | 2005年11月14日 (月) 18:31

多くの人は視覚情報と意味情報の切り分けができていないので,その溝を埋めるのは大変だと思います。ひょっとしたらそれも教科「情報」の任務なのかもしれません。MSか非MSかといった問題ではなくて。
「ネット」と名のつく某研究会でも必読資料がWordやPowerPoint形式で添付されてたりする状況はあるわけで,「僕は困る」を言い続けることは必要なのだけど,それを言っても通じない(あるいは少数派のために配慮するコストをかけられない)状況もあるのは仕方ないかな,とも思ったりします。しくしく。

以前ある研究会でプレゼンしたとき,担当の方と
担「プレゼンの資料をいただきたいのですが」
私「magicpointなんですけどいいですか」
担「ええ,そうみたいですね。mgpで送ってもらってもアレなのでPS吐いて圧縮して送ってもらえますか」
てな会話が成立したことがあるのですが,あれは非常に貴重な体験だったと思います。はい。

投稿: わたやん | 2005年11月15日 (火) 01:05

僕は、「非MS」を合理的に認めて欲しいなんていいません。ベジタリアンに「主義や信仰の人もいる」のと同じように「非MS」も「主義・信仰として認めて欲しい」のです。多分、結構たくさんいます。

投稿: たつみ | 2005年11月15日 (火) 13:06

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