教育におけるリコール
製造した自動車に製造上の過失があったとき、それを無料で修理することを「リコール」という。電気製品でも同じような話がある。一方、「平成10年から14年に、当病院でカテーテル手術を受けた方、担当医師の手術方法が間違っていましたので、リコールをします。再手術をしますので、病院に来て下さい。」という話は聞かない。あるのかも知れないけど、どうなのだろうか。で、教育の話に持ってくると、「平成10年から14年に、当大学で★▽△概論を受講した皆様にお知らせします。担当教員が間違ったことを教えていたことが分かりました。授業をやり直しますので、大学に来て下さい。」ってことになるのだろう…。
例のマンション問題をきっかけに、教育産業と他の産業の比較をしてみるとおもしろいというか、いろいろと恐いことが分かってきた。(つづくっ!)
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
博士課程の学生だったころ,専門学校でバイトしていたときに,間違ったことを言って,後で気がついて訂正の掲示をしてもらったことがあります.
投稿: koide | 2005年12月 1日 (木) 22:04
大学とは物事を疑ってかかるところであると、名古屋の大学教授が言ってました。
なので、大学では嘘を言っても教育としては間違いではない、のかな、うーむ。
投稿: だきわ | 2005年12月 1日 (木) 23:27
→koideさん
学位のリコールですね。うむむ。
→だきわさん
「大学とは物事を疑ってかかるところである」ということも疑ってみると、自己言及的で面白いとはおもいますが、現実問題として、教育の質を確保するひとつの方法としてリコールがあると思います。
ちなみに、「教えた当時は正しかったけど、今は間違っている内容」を学び直してもらうのはリコールとはいわずリカレントといいますね。
投稿: たつみ | 2005年12月 2日 (金) 11:21
細かいことは忘れてしまいましたが
確か間違えたのは,雑談のなかでのチャーチ・ロッサー
性に関係する話でした.
専門学校で話すのはもともと無理な内容だったのですが,
やはり間違えたままにしておくのも気持ち悪かったので,
一応訂正しておきました.
投稿: koide | 2005年12月 2日 (金) 15:50
学生が単位取得する前なら、自動車でいえば出荷前だからリコールに該当しないかも知れません。困るのは、間違った知識のまま卒業してしまう場合です。
ところで、専門学校でチャーチ・ロッサーなんてやるんでしょうか?ラムダカリキュラスとかでしょうか…。
投稿: たつみ | 2005年12月 2日 (金) 18:41
雑談ですよ~.とても無理です.
コンピュータで何ができるかという話で
勝手にすっとんでしまいました.
投稿: koide | 2005年12月 2日 (金) 20:34