« RELENG_4 EoL(31 January 2007) | トップページ | 「情報処理学会からの提言」への反応 »

2006年11月29日 (水)

OSSのLMS

昨日、早稲田大学OSS研究所が主催する「Japricoセミナー」という会合に参加してきました。Japricoというのは、この早稲田大学OSS研究所が主体となって開発しているOSS(オープンソースソフトウェア)のLMSです。OSS研究所の所長である深澤先生には、僕が修士課程の学生だった頃(1991〜)からいろいろお世話なっていたし、OSS研究所の研究員の梅沢さんには、僕が助手だった頃(1993〜)にお世話になりました。そういう意味で、懐かしい方々のお話を伺うことができました。

このセミナーで深澤先生が、ある新聞記事を引用しながら「日本の大学発のOSSなLMS」として次のものがあると話されていました。

最近、LMSは乱立状態といってもいい状態なのですが、今後どうなるのでしょうか? 個人的に思う「こういう機能が欲しい」をちょっとだけ書いておきます。

  • 普通の意味で安全。(ヘンテコなバグがないとか、XSS脆弱性がないとか。)
  • 普通の意味でカスタマイズ可能。(助教授なのか準教授なのかとか、校章を右に入れるか左に入れるかとか、その他いろいろ)
  • 適当に新しいソフトで構成できるように。(PHP4限定とかいわれると、ちょっと悩みます。)
  • 一つのシステムをインストールすれば、Apache の Virtual host の機能を利用して、多数のLMSが動いているように見える機能。
  • できれば FreeBSD とか、 Mac OS X Server とかの上でも動いて欲しい。
  • LDAPのサーバになれる機能があったらハッピー。そうしたら、Streaming サーバーからLMSのLDAPを引かせられるので、授業コンテンツの認証も(たぶん)うまくいきますよね。
  • クライアントについては、せめて Mac OS X で動く新しいブラウザの1つ以上で動作確認されている。(これができてないLMSが多い。)

機能的には Portal や SNS と似ているので、うまく統合できたらナイスです。だれか作って…。

|

« RELENG_4 EoL(31 January 2007) | トップページ | 「情報処理学会からの提言」への反応 »

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: OSSのLMS:

« RELENG_4 EoL(31 January 2007) | トップページ | 「情報処理学会からの提言」への反応 »