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2006年12月23日 (土)

大学の「情報リテラシー」という名前の授業は未履修問題のために生き残るか?

多くの大学で、1年生に向けて「情報リテラシー」あるいはそれに該当する授業科目を設けています。授業科目でなく、単なるオリエンテーション講習の場合もありますが、いずれにしても、大学1年生が4月から何を学ぶかについて、その大学のコンピュータ教室をつかった授業・講習が実施されています。

昨日のプ会で、久野禎子先生が話題にして下さったのが、「早稲田MNC、慶応経済、東工大工学部3類で非常勤講師として情報リテラシーやプログラミングを担当しているパート主婦(たしかに「パート主婦」であることに間違いはないが…)からみた、ニッポンの情報教育」でした。

3つの組織の情報教育に対する姿勢の違い、体制の違い、シラバス、指定教科書、学生層の違いなどが、実体験で語られました。

僕も早稲田MNCと東大駒場で情報リテラシーの非常勤講師をしているので、「なるほどー」と思うところがたくさんありました。

ところで、大学でプレゼンテーションを教えるかどうか…ということなんですが、難しいですよね。あと1年4カ月後の2008年4月入学生くらいになれば、浪人・社会人学生の数もものすごく少なくなるので、多くの学生は高等学校で「情報」を履修して来たと仮定できます。そうなると、プレゼンテーションの技法なんて教えなくてもいいように思います。

しかし、やっぱり気になるのは未履修問題。高校で「情報」未履修状態(書類上履修になっていても、未履修の生徒と何も変わらない)のまま大学に来るという高校生は、2008年4月入学生でも多数発生する見込みです。特に、新潟県教育委員会の命令下にある学校に多いと思います。そんな生徒のために、大学でプレゼンテーションなんて教えなければならないのでしょうか?勘弁して欲しいです。

新潟県教育委員会の皆様、大学にプレゼンテーションの授業をする講師を無償で派遣して下さい。私たち大学教員に、尻拭いをさせないでください。

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