僕が普段から利用しているノートパソコンは、IBM/Lenovo の ThinkPad です。なぜ、ThinkPad かといわれるとこれは簡単な理由です。トラックポイントを使っているからです。だから、トラックポイントがないパソコンは、どんなに安くても、どんなに軽くても、買いません。(例外は Mac類で、トラックポイントでなくても買う。)
ところが、ある知合いは ThinkPad を使っているにも関わらず、マウスを別付けしています。そんな…トラックポイントもったいないと思って聞いてみたら「ThinkPad は耐久性があるから選んでいる」という返事。たしかに耐久性も素晴らしいと思います。一時期、トラックポイントを使った他社のパソコンを使ったことがありましたが、それは、すぐに壊れてしまいました。そして ThinkPadに戻りました。
という前振りをしておいてから、僕のThinkPadが最近調子が悪くなった話をしましょう。
バックライトが消えるのです。それも頻繁に。で、液晶の表面左上の方を手前から押すようにひねるとバックライトがつきます。でも、数分から数時間するとまたバックライトが消えてしまう。これでは仕事にならないなーと思っていたのですが、昨夜からかなりひどい状態になってしまい、困ってしまいました。
しかし、ここで修理に出すしか手がない他社製PCと違い、ThinkPad は努力する人に優しいのです。「Thinkpad X40 マニュアル」で検索するとすぐに出てくる「保守マニュアル」に従って、僕はX40を分解、清掃、コネクタつけ外しをして組み立て直しました。もちろん、保証期間が残っていたら、修理に出すのが正解だろうと思いますが、そうでなければ、自分である程度いじれるのです。メーカーが自らこういうマニュアルをwebに出しているというのは、すごいことだと思います。
なお、分解と組み立ては素人はやってはいけません。ネジとドライバーの一致、トルクのかけ方、その他いろいろノウハウが必要です。わかっている人なら簡単なんですけどね…。
で、組み立て直してみたところ、完璧に直りました。おそらく、液晶パネルの裏側のコネクタ部分の接触不良が原因だったと推測しています。よかったよかった。
PS. そういえば、ThinkPad には BIOS 更新も含めて非常によくできたアップデートシステム「ソフトウェア導入支援」があります。ただし Windows 限定です。僕は普段は Linux しか使わないので、たまに Windows に切替えて BIOS アップデートをしています。これも、他社のノートパソコンにはついてない(最近はついているのかもしれませんが…)機能なので、さすがだなーと思っています。
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