京大セミナーで講演
京都大学学術情報メディアセンターのセミナー「高校における情報教育の現状・問題点・将来」で話をさせて頂きました。当初は「学内のみ」なのかと思っていたのですが、学外の方もOKということになり、このblogでもお知らせしました。
僕の話の前には、奥村晴彦先生のお話もありました。実は、奥村先生は開催5日前に「京都では、こういう話をします」と発表スライドを送ってくださいました。僕は、その完成度の高さにおののき、自分のスライドを急遽再構成しました。
内容ですが、最初から大学の先生を主な対象として話す予定にしていました。とは言っても普段の情報処理学会等の研究会には来られていないし、このblogを読んでもおられない方がほとんどだろうと思い、昨今の高校「情報」をめぐる話として、このblogに貯め込んだ話題から一部ずつを切り出して60分の講演にまとめてみました。「携帯しか使えない人達のスパイラル」の記事、情報未履修発覚騒動、OpenOffice.orgを使えない2006年度の大学生、技能・技術・科学、発達段階ごとの学習態度の違い、「情報」入試のあり方…。
それから、急遽とびこんできた次期学習指導要領案についても、僕なりの解釈をまとめてみました。まだ、報道先行であり、かつ、案でしかないので、今後ある程度の変更は起こるでしょうが、報道されている通りの内容で進行するなら、高校・大学は何をしなければいけないのかについても触れてみました。
当日は、京都大学の先生方や学生さんがたくさん来てくださいました。また、このblogや奥村先生のblogをみて参加された方もおられたそうです。ありがとうございました。
もうすこし内容をまとめたら、ここ(このblog)に書きます。
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コメント
ご苦労様でした。
わかりやすいというか、説得力のある講演でしたね。これで京大も試験を実施すると、周りの見る目もかわるでしょう。
投稿: 落伍弟子 | 2007年9月19日 (水) 04:15
blogへのアップ、楽しみにしています。出張がなかったら参加したかったです。
投稿: VX | 2007年9月19日 (水) 07:32
blogへのアップ、私も楽しみにしているのですが…
投稿: 久野 | 2007年9月24日 (月) 22:43
すみません。手があいたら作業します。韓国出張のあと、1泊2日の出張が4つ連続でして、いろいろ遅れ気味になってしまいました。
投稿: たつみ | 2007年9月27日 (木) 17:51