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2007年12月31日 (月)

情報倫理(情報モラル)と情報危機管理

「情報倫理」という観点では、今年は特に大きな変化はなかったと思います。もちろん、いろいろな事件・事故が発生し、たくさんの人が困ったり、被害にあったり、捕まったりしたんですが、それが「倫理の何かを変えたか」といわれると、そういうことはないように見えます。

法令関係では「違法コンテンツのダウンロードを違法化する法案」が審議されていることが気になります。それの是非に関する議論が、あまり盛り上がりを見せていないことも気になっています。みなさん、もう少し自分に関する問題だという意識を持つべきだとおもいます。

それから、アフィリエイトなどを目的とする足跡スパム/コメントスパム/トラックバックスパムの問題も、今年になっています。単なるスパムメールでさえも解決できていない状況なのに、こういうものが増えると、逆に法律での規制が強化されるでしょう。それは、無関係な人にまで迷惑をかけることになります。

PCやUSBメモリを紛失したり盗まれたりして、情報漏洩という事件も増えてきましたが、一方で、重要な情報には暗号をかけよう、あるいは、暗号化ファイルシステムを使用せよということも、結構普及しているように見えます。これはいいことです。その意味でも情報危機管理の考えが普及してきましたね。

学校裏サイトや2ちゃんねるなどの話題も今年も活発でしたが、この手の話は10年ほど前のweb立ち上げのころからあった話ですよね。それを新しい問題を見つけたかのように報道している人達は、今年も減りませんでした。

mixiなどを利用して犯罪を告白しちゃった人の問題もありましたね。

法令遵守(コンプライアンス)の問題も、今年はますます重要になってきました。教育界でいえば、大学教員らの研究非不正使用問題などの以前からいわれてきたことばかりでなく、いわゆる「高等学校における未履修問題」が昨年に引続き話題になりました。僕は、来年は、さらにこの傾向が強まると思います。そういえば、国立大学法人の教員がアフィリエイトをしていいのかいけないのか、だれかに聞こうかと思っていたのですが聞き忘れました。

「辰己」と「辰巳」の間違い問題は、ちょうど年金受給者名簿で漢字が違うと同一人物として認められないかもということが報道されたおかげで、すこしは理解してくれる人が増えました。

情報倫理に関しては、個人的には重大発表(?)があるのですが、それは別記事に書きます。

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