« ほんとうの旅に出よう | トップページ | 小学生には複数のソフトウェアを活用し「遊び」を通して因果関係を »

2008年5月 8日 (木)

教育情報化コーディネータ検定試験(3級)の受付開始

2006年も、このblogで宣伝協力?したのですが、今年もJAPETで実施している教育情報化コーディネータ検定試験の受験受付を開始したという連絡が届きました。試験の申込は5月30日までで、http://www.japet.or.jp/itce2008/20youkou.htmlで受付中です。


僕は、試験実施後にコメントを依頼されていて、ときどき意見を送っているのですが、有難いことに僕の意見も尊重して頂いておりまして、翌年度の作題に反映されています。特に「いわゆる技術的な話題」には気を使ってもらえているようです。

ところで、コーディネータには一体何が求められているのだろう?という人もいると思うので、ちょっとだけ解説です。本来、コーディネータというのは、いろいろな専門性がある人の間で調整をする仕事です。ですから、狭く深い知識よりも、多少浅くても広い知識と、そしていつでも知識や能力を深めることができる柔軟さが必要です。教育情報化コーディネータの場合は、生徒、現場の先生、管理職の先生、保護者、地域、教育委員会、文部科学省、ベンダ業者、ソフトウェア・ハードウェアメーカの間に立って利害関係の調整をすることが求められます。また、それらの人とお話ができる広さ、新製品や新しい事件・事故への興味・関心が必要となります。その点が従来の検定試験の類とちがうので、過去問もある程度参考にしつつも、最近の問題・話題などを含めて対策を立てるといいと思います。

過去問やパンフレットは、http://www.japet.or.jp/itce2008/left.htmにあります。(blinkがうるさいですね。)ちなみにテストは紙と鉛筆を使うのではなく、コンピュータ上で動く専用ソフトを利用します。e-testingです。

なお、この「3級試験」は、一定の経験がないと受験できません。一方、大学生でも受験できる「情報活用指導力検定試験」というのもあります。(僕は勝手に4級だと思っています。)

|

« ほんとうの旅に出よう | トップページ | 小学生には複数のソフトウェアを活用し「遊び」を通して因果関係を »

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 教育情報化コーディネータ検定試験(3級)の受付開始:

« ほんとうの旅に出よう | トップページ | 小学生には複数のソフトウェアを活用し「遊び」を通して因果関係を »