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2008年11月20日 (木)

来年の話をすると鬼がわらうというけれど…

行政手続法の「意見公募手続の規定」(通称『パブコメ』の手順)の第39条に「意見提出期間は、命令等の案の公示の日から起算して30日以上でなければならない。」とあります。で、意見公募のマニュアルには、提出され体験を考慮して修正をする期間を定めてはいません。そこで、例えば、今年2月〜3月の小学校・中学校の学習指導要領を見ると、こういうスケジュールでした。

  • 2月15日(金)公表
  • 2月16日(土)パブコメ募集開始
  • 3月15日(日)パブコメ募集終了(公表から30日目)
  • 3月28日(金)公示(募集終了から13日目)

ところで、今年は、通常の『官庁御用納め』にあたる12月28日は日曜日、そして27日は土曜日です。ということで、12月26日から逆算すると、こうなります。

  • 11月14日(金)公表
  • 11月15日(土)パブコメ募集開始
  • 12月14日(日)パブコメ募集終了(公表から30日目)
  • 12月26日(金)公示(募集終了から12日目)

もし、パブコメへの対応期間を、小学校・中学校の学習指導要領と同じように12日間とすると、現時点で「年内の確定は無理」ということになります。仮に明日発表されたとすると、パブコメへの対応期間を短くすれば対応可能ということになります。

  • 11月21日(金)公表
  • 11月22日(土)パブコメ募集開始
  • 12月21日(日)パブコメ募集終了(公表から30日目)
  • 12月26日(金)公示(募集終了から6日目)

さて、どんなもんかいな?

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2008年11月16日 (日)

FreeBSD で、ja-emacs-emcws+FreeWnn から emacs22 + FreeWnn に乗り換え

以下、備忘録を兼ねて

FreeBSD の ports にある portaudit を入れておくと、セキュリティホールあるパッケージがあると報告してくれる仕組みがあります。これの2008年11月7日に emacs21 が掲載されました。セキュリティホールの内容は「emacs -- run-python vulnerability.」で、さっそくパッチをあてようとしたのですが、1週間たってもパッチが発表されない状態でした。さらにいろしらべたら、emacs21 はもう更新されないような感じに読めた。ところが japanese/emacs-emcws + FreeWnn は emacs21 ベースで作られていて、emacs21 から離れられない…。困った。

ということでどうしようかといろいろ検索したのですが、この疑問に答えているサイトがなかなか見つからない。それでもいろいろ調べたらわかったことがたくさんあったので、作業内容をまとめておきます。結論は

FreeBSD-6 の emacs22 で FreeWnn を使えます!
です。
  1. 一般ユーザー権限で
    1. emacs を起動します。
    2. .emacs (ドットイーマックス)を編集します。追加するのは、
      ;;; 言語環境の指定
      (set-language-environment "Japanese")
      です。また、 egg まわりは以下の数行以外ははコメントアウトします。
      ;; "nn" で「ん」を入力
      (setq enable-double-n-syntax t)
      ;; "." で「。」、"," で「、」を入力。
      (setq use-kuten-for-period t)
      (setq use-touten-for-comma t)
  2. ルート権限で
    1. cvsup を利用して ports を最新のものに更新します。これはお約束ですね。
    2. /etc/make.conf に
      EMACS_PORT_NAME=emacs22
      を書きます。
    3. pkg_deinstall で emacs 類を削除します。具体的には japanese/emacs-emcws などですが、
      pkg_info | grep -i emacs
      とすればどれを削除すべきかわかると思います。
    4. emacs22 をインストールします。
      cd /usr/ports/editors/emacs
      make clean
      make
      make install
    5. 念のため ud (ユーザー辞書)はどこかに退避します。
      cd /usr/local/lib/wnn/ja_JP/dic/usr/
      cp tatsumi/ud ~tatsumi/save-ud
      もちろん、tatsumi の部分は、自分のユーザ名に変えておく必要があります。 これは、万一、システムが利用している ud が消えてしまったときに使います。
    6. tamago を再インストールします。
      cd /usr/ports/editors/tamago
      make clean
      make
      make deinstall
      make reinstall
  3. 一般ユーザー権限で
    1. 標準の eggrc を .eggrc としてコピーします。
      cd /usr/local/share/emacs/22.3/site-lisp/egg/
      cp eggrc ~/.eggrc

参考

たぶん、これで動くはずです。動かないとか、上記でまちがいがあるとかを発見されましたら、ぜひともお知らせください。


さっそく追記

  • [2008/11/17 10:57] FreeWnnを再インストールする必要はないようです。また、情報源となったサイトのリンクを追加しました。
  • [2008/11/16 16:02] tamago のフェンスモードでの挙動に不満なひとは、 http://www.tees.ne.jp/~sin-x/200807a.html#10の2008年7月10日の「Emacs&たまご(Egg)で「フェンスモード時の全角/半角入力切り替えキーバインド」を設定する」を参照してください。

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2008年11月14日 (金)

そろそろ再開できそう…かな?

いくつかの、長々と取り組んでいた大きな制作作業にメドがつきそうで、そろそろblog執筆を再開できそうです。何を作っていたのか…ということは、公表解禁日になったらお知らせします。

書いておきたいテーマを、忘れないようにメモ?をしておきます。

  1. 情報モラルは空集合
  2. 情報リテラシーと情報フルーエンシー
  3. 世田谷区 学校非公式サイト委員会
  4. FreeBSD関連2008.11.16作成
  5. ストリートビューと携帯電話のマナー
  6. ミニノートPCブーム, FIVA206
  7. 八百長事件と地域通貨2008.12.14作成
  8. 情報処理学会 情報教育シンポジウム2009春
  9. 教科書発展学習ページ上限の解禁
  10. 某本その1(12月3日解禁予定)2008.12.14作成
  11. 某本その2(いつ解禁になるかわからない)
  12. 高校不合格事件

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2008年11月11日 (火)

プログラミング・情報教育研究会(その11)

プ会11@文京区内「CSアンプラグドとドリトル」
  • 2008/12/02(火)18:00〜
  • 高校教科「情報」でのアンプラグドとドリトルの活用
    • 兼宗 進(一橋大学)と、その一味

詳細は、プ会WEBを御覧下さい。


2008/11/11: プ会WEBのURLを修正しました。

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