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2011年5月 5日 (木)

Windows 7が入ったパソコンを無線LANのアクセスポイントにする

最近、ツイッターばかりでブログをほとんど書いていないのですが、ツイッターでは書きにくい話が出来た(?)ので、こちらに記します。


Windows 7には、SoftAPという、パソコンを無線LANのアクセスポイントにする機能があるのですが、これの設定方法が書かれたページが少なく、諸説多いので、僕も参戦(?)してみようと思いました。

といっても、マイクロソフトのことは詳しくないので、簡単に how to を記します。

構成

  • Windows 7で動作しているパソコン
    • イーサーネットケーブルや、FOMA, UQWiMAX, e-mobileなどのダイヤルアップでインターネットに繋がる
    • 無線LANのインタフェース
  • 子機は、WPA2-PSKでの暗号化通信ができるものであればなんでもOK。(たいていのパソコン(XP以降やMac OS X)や、iPodなどはOKです。Nintendo DSはダメだったはず。)

手法

  1. 無線LANデバイスの電源をONにしておく。(一部のノートパソコンなどに限っての話。)
  2. 次の内容のファイルを AP-init.bat などの名前で保存する。
    netsh wlan set host mode=allow
    pause
  3. AP-init.batのアイコンの上で右クリックし、管理者として実行をする。pauseで画面が止まって状況が見えるので、どんなことが起こっているかを見物しておく。
  4. スタート→ネットワークの上で右クリック→プロパティ→左上のアダプターの設定の変更をひらく。
    1. 「ワイヤレス ネットワーク接続 2」が現れているのを確認する。これが出てこないときは、おそらく無線LANのデバイスが対応機種ではないので諦めてください。
    2. 「ワイヤレス ネットワーク接続 2」をダブルクリックし、プロパティをひらいて、「インターネットプロトコルバージョン6」を外す。「インターネットプロトコルバージョン4」をダブルクリックし、「次のIPアドレスを使う」を選んで、IPアドレスとして 192.168.137.1 を、ネットマスクとして 255.255.255.0 を入れ、ほかは空欄にする。(注意: 192.168.137.1 以外の値を入れる場合はSoftAPのDHCP機能を使用できないので、あとで困る。)
    3. インターネットとの接続に使っているアイコンの上で右クリック→プロパティ→共有タブをひらいて、「ネットワークの他のユーザーに…」をチェックし、その下のホームネットワークとして「ワイヤレス ネットワーク接続 2」を選択する。その下のチェックボックスもチェック(してよいとおもう)。OKを押して閉じる。
    4. インターネットとの接続に使っている接続がダイヤルアップの場合に限って、右クリックで「既定の接続」にするという作業をしておく。
  5. 次の内容のファイルを AP-on.bat などの名前で保存する。なお、以下の1行目のmyssidは、子機とパソコンをつなぐ無線LANのSSIDになるので、既存のものと同じにならない範囲で、自分で自由に決めてよい。また、その右のabc12345は、そのSSIDで接続する際のWPA2-PSKの暗号化キーとなるので、自分で自由に決めてよいが接続したい人以外には教えないこと。
    netsh wlan set hostednetwork mode=allow ssid=myssid key=abc12345 keyusage=persistent
    netsh wlan start hostednetwork
    netsh wlan show settings
    pause

    (なお、1行目は netshで始まって persistentで終わる長い行なので、このブログ記事の表示の途中で折り返されていても、入力は1行で行ってください。)

  6. AP-on.batのアイコンの上で右クリックし、管理者として実行をする。pauseで画面が止まって状況が見えるので、どんなことが起こっているかを見物しておく。
  7. これで接続できるはずです。子機から試してください。
  8. 次の内容のファイルを AP-off.bat などの名前で保存する。
    netsh wlan set host mode=disallow
    pause
  9. 使用を停止するときは、AP-off.batのアイコンの上で右クリックし、管理者として実行をする。pauseで画面が止まって状況が見えるので、どんなことが起こっているかを見物しておく。

とりあえず以上です。一度使えるようになったら、その後は AP-init.bat, AP-on.bat, AP-off.bat を起動することで、動作させたり止めたりすることができます。また、インターネットにつないでいるネットワークが環境で変わるときは、そのたびに、そのインターネットに繋ぐアダプタの方の共有タブの設定を変えてください。

なお、Mac OS X にも、同様のインターネット共有機能がありますが、無線LANに使われる暗号化の方式が、既に解読されてしまっているWEPしか選べません。(なので、Nintendo DSは、Macをアクセスポイントにするなら繋がる。) Appleさんには頑張って欲しいです。

参考

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